更新日:2019.01.22新しい年の始まり
更新日:2019.01.22
新しい年の始まり
松飾りも取れて、新しい年が稼働し始めました。自然界はそんな人間が決めた約束事には関係なく着々と春の訪れの準備をしているのでしょう。冬の日差しの中に植物の内に秘めた力を感じます。
ののはな館前の鉢植えですが「ミツマタ」の花芽がこんなに膨らんでいます。よく見ると固い花芽は総苞でくるまれて緑で、膨らんでいる花芽は総苞が落ちて白っぽくなっています。「ミツマタ」はその名の通りに枝が3つに分かれています。材は紙幣の原料になっています。
ミツマタ
なんだろ坂の下り口付近に「オニシバリ」が目立たない花をつけています。前述の「ミツマタ」と同じジンチョウゲ科の植物です。花びらのように見えるのは萼です。
オニシバリ
この植物は夏には落葉するので「ナツボウズ」とも言われます。名の由来は樹皮が丈夫で鬼も縛れるというのでこの名があるそうです。
園内を歩いていると木々に実がなっているのに気が付きます。
カラマツ
「カラマツ」はマツ科で雌雄同株。雄花、雌花が5月頃に咲きます。雌花は紅色を帯びてとても可愛らしいのです。本年は見逃さず是非観察したいです。
スズカケ
「スズカケノキ」いわゆる「プラタナス」です。丸い実が面白くボンボンのようです。
うきうき林、水の谷のウメも早咲きのものが咲いています。
ウメ
ウメ
まだ満開には間がありますが、そこそこに楽しめます。
天気が良い昼間にでもお散歩にいらして下さい。お待ちしております。
ののはな子