更新日:2026.06.01バーラルって何者?
更新日:2026.06.01
バーラルって何者?
金沢動物園で飼育しているバーラルたち(当園ではスーチョワンバーラル)、実は日本で2カ所でしか見ることができない貴重な動物です。 スーチョワンバーラルは、中国の四川省(中国語でスーチョワン)などの山岳地帯に生息しています。ヤギの仲間の1亜種であり別名ブルーシープとも呼ばれています。 我々のイメージする青色とは違い灰色をしていると思いますが、これはユキヒョウやオオカミといった天敵から身を守るため生息地である岩山に溶け込む保護色の役割を持ち、同化することで身を隠します。 
頭部にはオスとメスで異なるツノが生えています。その外見から映画「もののけ姫」に登場するヤックルやポケモンのヘルガーに例えられているのを耳にしたことがあります。
たまにシカと間違われることがありますが、バーラルを含むウシ科のツノはシカ科のツノとは違い抜け落ちることはありません。そのため折れたり欠けたりすると一生そのまま回復することはありません。
山岳地帯に生息するため跳躍力とバランス力に優れており、赤ちゃんの頃から岩山を駆け回っています。
余談ですがバーラルを含む草食動物の多くは天敵に襲われても群れの仲間と共に逃げることが出来るように産まれてすぐに走り回ります。 個体管理の関係でオスとメス分けて飼育していますので日によって出ている群れは変わります。推しの個体がいる方は是非何度も足を運んでみてください。
おまけ アトラス(上)とザクロ(下)
辰己