更新日:2022.07.25おつかれさまワカバ
更新日:2022.07.25
おつかれさまワカバ
7月7日にスーチョワンバーラルのワカバが死亡しました。
16歳でした。
若い頃はかなり勝気な性格だったようですが、歳を取ってからは穏やかになったワカバ。
過去にも何度かブログでご報告していたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年9月頃、蹄の中に細菌が入り感染を起こしてしまいました。
それから約1年弱、患部の洗浄・消毒や手術、投薬などの治療を続けてきて、ゆっくりとですが患部は改善傾向にありました。
肢の治療を続けながら個室でゆっくり過ごしていたワカバですが、亡くなる1週間前、脱水症状を起こしました。
どうやら、床で滑って転んでしまい、自力で起き上がることができずにもがいた結果、体温が上がり脱水を起こしたようです。
それ以降、いつも完食していた大好きなニンジンやサツマイモなどを少しだけ残すようになりました。
ワカバが少しでも快適に過ごせるように、床材を滑りにくいものに変えたり、部屋に扇風機を設置して風を通したり試行錯誤してきましたが、7月7日の朝、獣舎へ様子を見に行くとすでに動かなくなっていました。
エサの時間になると、テーピングを巻いた肢で頑張って歩きながら近寄ってきて、キラキラした目でこちらを見上げてきたワカバ。
長い間治療を頑張ってくれてありがとう。
そして、おつかれさま。
バーラル担当 いかり