更新日:2021.05.10「ライチョウの換羽が始まりました」
更新日:2021.05.10
「ライチョウの換羽が始まりました」
スバールバルライチョウは夏羽根と冬羽根があり、今頃の時期には真っ白な冬羽根が抜けて薄茶色の夏羽根に生え変わっていきます。
「冬羽のスバールバルライチョウ」
毎日ライチョウの飼育スペースを掃除していると羽根が沢山抜け落ちているのですが、この羽根には面白い特長があるのでご紹介します。
一般的な鳥の羽は1つの軸から1枚の羽毛が出ているのですが、ライチョウの羽は1つの軸から2枚の羽毛がでる2重構造になっています。
「2つに枝分かれした羽根」
これは特に冬羽では一層密に生えていて、寒い地域に住むライチョウにとって大事な防寒着になっています。
換羽は2カ月くらい続きますので、日々変わっていくライチョウを見に来てください。
スバールバルライチョウ担当 須藤一行