更新日:2020.10.03寒露(かんろ)
更新日:2020.10.03
寒露(かんろ)
露が冷たく感じられてくるころのこと。空気が澄み、夜空にさえざえと月が明るむ季節です。
旧暦の10月15日は中秋の名月。ちょうど里芋の収穫時期で「芋名月」といわれたりもします。豊作の感謝をこめてお芋をお供えするならわしもあるようです。さて、今年の十五夜10月1日真ん丸のお月さまを見る事ができましたね。ススキを飾り秋の夜長を楽しんでみてはいかがですか?
ツルボ キジカクシ科
ツルボの和名の由来はわかっておらず、別名を参内傘(サンダイガサ)といいます。 参内傘とは、宮中に参内するとき貴婦人が使った柄の長い傘のことで、これを畳んだ形に見立てたのだそうです。
マツカゼソウ ミカン科
秋の心地よい風を感じさせる名前のマツカゼソウ。夏から秋まで長い期間ひっそりとシダの谷で白い可憐な花をつけています。強いにおいがすることから昔は虫よけとして利用されていたとか。。。
銀杏(ぎんなん) イチョウ科
イチョウの葉が黄色く染まりまん丸の実をつけます。足で踏んでしまうとギンナンの特有の匂いがしてしまいますが、外皮をむくと固い殻に包まれた果実があります。炒って塩をかけたり茶碗蒸しにいれて味わいます。
ミソソバ タデ科
葉がソバの葉に似ていて、溝地(川や谷・田んぼ)に育つとこからその名がついたとされています。また、秋が深まると葉紅葉は鮮やかな赤に染まります。ちょうどこの時期シダの谷で小さな白い花をつけている様子を観察できます。
ヒガンバナ ヒガンバナ科
よく見かける「ヒガンバナ」も見ごろが続いています。
キツリフネ ツリフネソウ科
前回のご紹介 (9月12日掲載) から花数が増えました。
(けい太)