更新日:2015.09.29ナンバンギセル
更新日:2015.09.29
ナンバンギセル
9/24に咲いていた園内の花を紹介したいと思います。
『ナンバンギセル』の名前の由来は、
ポルトガル人やスペイン人が使用していたマドロスパイプに見立てて、
「ナンバンギセル」という名がついたと言われています。
ナンバンギセルは、イネ科の植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生します。
寄主の根から吸収した栄養分で生育するため、寄主の生長は妨げられ、枯れてしまうこともあります。
万葉集では、うつむき加減に咲く花から「思草(おもいぐさ)」の名前で登場しており、
古くから日本で親しまれていた植物だといえます。
(Taz)