更新日:2026.08.05ミナミジサイチョウの卵殻標本を作りました
更新日:2026.08.05
ミナミジサイチョウの卵殻標本を作りました
バードショー担当です。
今回はミナミジサイチョウの卵殻標本の作製についてご紹介します。
ミナミジサイチョウが5月の終わり頃に産卵(無精卵)しましたので、卵殻標本を作ることにしました。
回収した卵は鶏卵よりも縦長の形をしており、長さは約9cm、重さは106gでした。
ミナミジサイチョウは大木の空洞に巣を作り、その中に卵を産む習性があります。転がりにくいように縦長の形になっています。

卵殻標本作成で使う道具は
・先のとがった工具
・太さの異なるネジ3本(大、中、小)
・受け皿
・シリンジ(注射器)

まず先のとがった工具で卵に小さな穴をあけます。
力を入れすぎると割れてしまうため慎重に作業します。小さな穴ができたら細いネジを差し込み、少しずつ穴を広げていきます。次に中くらいのネジ、太いネジへと順番に変え、目的の大きさまで広げます。

穴が広がったら、シリンジで卵の中に空気を送り、中身を押し出します。一度に空気を入れすぎると内圧で割れる可能性があるため、少しずつ慎重に行います。

ある程度中身が出たら、卵の中に水を入れて振り、再び空気を入れて水を押し出します。出てくる水が透明になるまで繰り返し、内部がきれいになったら乾燥させて完成です。
完成したものの重さは10gで、中身が96gあったようです。

バードショー担当