
更新日:2025.06.17横浜ユーラシア文化館にズーラシアのモウコノウマが...!☆*+。
横浜ユーラシア文化館にズーラシアのモウコノウマが...!☆*+。
みなさまこんにちは!神奈川県博物館協会の幹事を担っている、わたなべです!
神奈川県博物館協会とは何だ!?という方もいらっしゃるでしょう。
神奈川県博物館協会とは神奈川県内の博物館が相互の連絡をはかり、博物館活動の振興に努め、また学術文化の進展に寄与することを目的として設立され、現在は歴史館、美術館、科学館、水族館、動物園、植物園など100館園以上が加盟しています。(神奈川県博物館協会公式ホームページより抜粋)
今回、この協会に当園が加盟していることがきっかけで、横浜ユーラシア文化館と連携することになりました。現在、横浜ユーラシア文化館では、企画展「ゲルと草原の物語ー絵本原画と生活道具ー」が開催されています(7月6日(日)まで開催)。そこで日本で見られるモンゴルの動物として、当園で飼育しているモウコノウマについてのパネルが紹介されています!!!
(動物園をとびだして活躍中!)
企画展の内容は、「日本で活躍するモンゴル人絵本作家バーサンスレン・ボロルマー氏とイチンノロブ・ガンバートル氏による絵本原画『トヤのひっこし』と『モンゴル大草原800年』とともに、そこに描かれているさまざまな生活道具を展示してモンゴルの遊牧生活とチンギス・ハーンの時代から現代に至るまでの歴史を紹介(横浜ユーラシア文化館のホームページより引用)」するものです。
先日、企画展を見に行きましたので、皆様に少しだけご紹介したいと思います!
絵本の中に入るような気持ちになる、わくわくするエントランスです。
一昨年度、当園で講演してくださった實方 剛 氏(獣医学博士)の写真展もあります。野生のモウコノウマとモンゴルの文化をリアルに感じることができる写真です。(講演会についてのブログはこちら→モウコノウマ来園記念講演会を開催しました!)
絵本の背景に描かれている牛の糞を取る道具。(絵の右側に描かれています。)
牛の角で作った哺乳瓶。
他にも絵本に描かれている道具の展示や文化についての解説がたくさん展示されています。
企画展を通して、遊牧民の生活、動物との関わり合いを深く知ることができます。
ちなみに、絵本『トヤのひっこし』の、一部のページの背景に、モウコノウマが描かれていることに気づきました!皆さんも探してみてください🐴
絵本は横浜ユーラシア文化館のミュージアムショップでも購入することができます。
(当園ではモウコノウマを3頭飼育しています)
当園のファンの皆さんもぜひ、この企画展でモンゴルの文化や人々の暮らしを知り、今までと違う知識、気持ちで改めてモウコノウマたちを見に来ていただければと思います。
横浜ユーラシア文化館ファンの方は、リアルなモウコノウマを実際に見ることができますので(モウコノウマは、国内で2ヶ所の動物園でしか見ることができません!)、よこはま動物園にぜひいらしてください♪🐎
今後も様々な博物館と情報交換をし、当園が博物館に相当する施設として、なにができるかを考えて、より良い動物園にしていきたいと思っています。
神奈川県博物館協会幹事 わたなべ
(この企画展のチラシは入園口で配布していますので、興味ある方はお手に取ってみてください。横浜ユーラシア文化館公式ホームページはこちら→横浜ユーラシア文化館)