
更新日:2019.11.16ズーラシアスクール第2回目「鳥のヒナを見つけたら・・・」
ズーラシアスクール第2回目「鳥のヒナを見つけたら・・・」
こんにちは!
ズーラシアスクール担当のヨシタツです。
先月19日に、ズーラシアスクール第2回目を行いました!
ズーラシアスクールってなに?という方はこちら
第2回目のタイトルは「鳥のヒナを見つけたら・・・」
ということで授業の前半は、ズーラシアの動物病院を見に行きました。
横浜の3つの動物園では、神奈川県からの委託業務として、野生傷病鳥獣保護事業を行なっています。市民の方が保護して持ち込んだ、怪我や病気の野生動物を、動物園で保護・治療し、野生に帰す取り組みです。
子どもたちは、実際に保護された野鳥やタヌキ、エサ用のミルワームなどを見学していました。
▲疥癬症で保護されたホンドタヌキ
▲鳥のエサとして飼育しているミルワーム
▲リハビリケージで飼育されている猛禽類
授業の後半は、哲学対話を行いました。
哲学対話とは、「身近なテーマや疑問について、自由に話し合い、みんなで考えを深めていくこと」です。
今回のテーマは「野生動物との関わり方」
まずはみんなで輪になって座ります。
哲学対話では、コミュニティーボールと呼ばれるボールを使います。
今回は、子どもたちになじみやすいように、ポンポンと名付けて紹介しました。
自由に話し合う場を作るためには、いくつかのルールを守ってもらいます。
対話の様子
参加したこどもたちは、ルールを守りながら対話を進めることができました。
また、半数の子どもたちが、自ら進んで発言してくれました。発言しなかった子どもたちも、頭の中でいろんなことを考えてくれていたら嬉しいです。
参加していた職員からも、「子どもたちは意外と良く考えていることがわかって、おもしろかった」という意見が聞けました。
哲学対話は初の試みだったので、反省点も多々あります。
子どもたちの感想も生かしながら、ズーラシアスクールが、教える授業だけでなく、考える授業になって行くといいなと思っています。
ズーラシアスクール担当 義達