
更新日:2016.10.16はじめまして!!
はじめまして!!
ブログでははじめましてー!!
最近では、
「噛みたい!」
「噛みたい!!」
「噛みた~い!!!」
衝動が抑えられず、
狭い隙間が大好き♡
すっかり、ハマりたがりのにょろ男です。(顔にほこりが...)
にょろ男???
まだ名前が決まっていないので、職員たちはそれぞれ彼を、「にょろ助」「ブンブン」「がまお」「チビウソ」とか...呼んでいます。
にょろにょろくねくね動いて、しっぽをブンブン振りながらミルクを飲み、がま口お財布のような顔をお持ちのこの彼は、ユーラシアカワウソの赤ちゃん♪
動物園からのお知らせの通り、8月2日ヒメ(メス)とオッチー(オス)の間に新しい命が誕生したのです!
大きな鳴き声をあげて、頭ふりふり動く元気な赤ちゃんの姿に喜んだのも束の間、経過とともに動きが減っていく赤ちゃん...そんな様子にヒメも落ちつきを欠いていき巣箱を離れることが増えていきました。赤ちゃんの鳴き声も弱々しくなってしまったため、今回は飼育員がヒメに代わって育てることになりました。
といっても、ユーラシアカワウソの国内での人工哺育成功例はありません。飼育数の多い、コツメカワウソでも0日齢からの人工哺育育成例は多くありません。
ミルクを飲み、体が温まってからは再び元気な鳴き声をあげてくれた赤ちゃんの姿にほっとしたものの、その後もただただ「生きている」その姿に安心しつつ、ちょっと先のことを考え、というドキドキの毎日でした。
気づけば、大きな山と言われる2~3日も順調に経過し、体重もグングン増え力強くミルクを飲んでくれるようになりました。
1週間も経過すると、体もすこしふっくら。
2週間経過すると、肉球も色づきはじめ、白っぽかった毛が少しグレーになってきました。
そして、3週間も経過すると、だいぶカワウソっぽく。
25日齢で開眼!!
40日齢。目もぱっちり、めちゃめちゃ活発に動くようになり、体重測定も一苦労...ウロウロ歩き回り、自分で排泄もできるようになりました。
今では、すっかり泳ぎも上達♪カワウソとしてちゃんと力強く育っていますので、公開までもうちょっと楽しみにお待ちくださいね。
※素敵な名前はちゃんと愛称募集で決めますので、ご安心ください。
担当:いとう さくら