更新日:2018.03.21冬の出来事 その2
更新日:2018.03.21
冬の出来事 その2
急に温かくなったり、また寒くなったり三寒四温の日が続きますね。
この冬、横浜に大雪が1回降りました。
久々の雪を楽しんだチンパンジーの様子をお伝えします。
朝、寝室から出た時には、コンクリートの床の雪はすでにとけていたのですが、木製のやぐらの上にはまだ雪が残っていました。
まずは、コブヘイ。
雪をかき集め、玉にしてゆっくりとほおばっていました。
次は、ピーコさん。
効率よく食べようとしたのか、次は雪に口を付けて直接食べ始めました。
満足そうな表情でしたが、雪は冷たすぎるのか、しばらく口の中にとどめていました。
そしてミラクル親子。コウタロウは生まれて初めて雪を見ました。
ミラクルも雪玉を作ってほおばりました。
コウタロウはミラクルが大事そうに持っているものが気になったらしく、なめてみました。
冷たい!と思ったかはわかりませんが、コウタロウにとっては味気ないものだったらしくそれ以上の興味は示しませんでした。
コウタロウはすぐに飽きて、雪に夢中でかじりついているミラクルをいいことによじ登ってみたり、
完全に雪は眼中から消え、一人遊びを始めました。
野毛山のチンパンジーは、雪が降るとコドモよりもオトナが大喜びでした。
翌日、完全に展示場内の雪が解けてしまった後も、モートの土の上に残っている雪を指さし「それ、ほしい」とねだられました。
雪玉にして渡すと、やはり大事そうに持ってほおばっていました。
雪かきは大変ですが、また来年、積もるほど降ってくれることを願っています。
(飼育展示係 橋本)