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ヨウスコウワニは心なしかいつも笑顔の写真

更新日:2025.06.20ヨウスコウワニは心なしかいつも笑顔

更新日:2025.06.20

ヨウスコウワニは心なしかいつも笑顔

当園ではワニを3種類飼育しています。

そのうちの1種、ヨウスコウワニを紹介したいと思います。

ヨウスコウワニはアリゲーター科のワニで、名前にある通り

揚子江に生息しています。

野生ではかなり数が減少しており、一時は250頭ほどといわれていました。

当園では2(雄と雌)のヨウスコウワニを飼育しており、仲良しに見えます。

陸上で休む時は、こんな風に雄が雌の背中に顎を乗せることもあります。

雄の上に顎を載せる雌.jpeg

そしてその時の顔はこんな感じ

雌の表情.jpeg

口角が上がっているように見えるので、心なしか笑顔に見えます。

雌の横顔.jpg

横から見るとこんな感じ

雄の横顔.jpg

ワニを大きく3つに分けると、アリゲーター、クロコダイル、ガビアルに分けることができ、ガビアルは見た目からして他のワニとは全然違いますが、クロコダイルとアリゲーターはぱっと見どちらがどっちか分かりづらいかもしれません。

いくつか識別ポイントはありますが、口を閉じている時に上下の歯が良く見えるのがクロコダイルで、上のみ見られるのはアリゲーターと言われています。なので、ヨウスコウワニはやっぱりアリゲーター。

目を閉じる.jpeg

目をつむっています

近い雄.jpg

ワニの表情にもぜひ注目してみてください。


野毛山動物園 筋トレ部部長 多田