更新日:2019.10.19秋の気配
更新日:2019.10.19
秋の気配
お彼岸も「寒露」も過ぎた今日この頃ですが、10月の初めは暑さが残り、気温の高い日も多かったため、紅葉がうまく進むか心配ですね。昨年は「塩害」により美しい紅葉は無かったので今年は美しい紅葉になってほしいものです。そんな中で秋の気配をなかなか見つけにくいのですが園内を探してみました。
例年よりは遅れていますが「ヒガンバナ」が咲いていました。
「梅林」の上部で「シロバナ曼珠沙華」も咲いていました。この「シロバナ曼珠沙華」は「ショウキズイセン」と「ヒガンバナ」の交雑種だということです。
「ヒガンバナ」という名はお彼岸の頃に咲く花ということで付いている名で、ここ金沢自然公園では9/23の「秋分の日」より5日程遅れて咲き出しました。「ヒガンバナ」は「曼珠沙華」という別名の他にいくつもの地方名(別名)があります。「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)「キツネノタイマツ」(狐の松明)など咲いている様子を反映しているもの等様々な別名があります。
秋の七草でもある「ハギ」が咲いていました。「ハギ」はいくつか種類があり見分けるのが難しいのですが、花期にしだれるのが「ミヤギノハギ」とされています。
もう一つ秋の七草である「尾花」(オバナ)「ススキ」も見付けました。
例年より遅れているとは言え徐々に秋が近づいています金沢自然公園に秋を探しに来してださいお待ちしております。
ののはな子