更新日:2018.07.20むし・虫・カブトムシ!展が始まりました
むし・虫・カブトムシ!展が始まりました
ヘイケボタルが大盛況だった「夜の生きもの館」が終わり、7月14日から毎年恒例の「むし・虫・カブトムシ!展」が始まりました。
1番有名な外国産カブトムシと言えばヘラクレスオオカブトでしょうか。多くの来園者が歓声を上げる昆虫です。世界最長のカブトムシで、最大サイズは180㎜ほどといわれています。食欲も旺盛で、ひっきりなしに餌を食べています。
こちらは今年初めて導入したマルスゾウカブトです。とても横幅が広く、重戦車のようなイメージと思うのは私だけでしょうか。ヘラクレス同様南米のカブトムシです。
小型でカラフルなパプアキンイロクワガタもいます。真下に東南アジアの大型クワガタであるギラファノコギリクワガタがいますので、大きさの差にクラクラします。
この種も今年、初めて導入しました。ハナカマキリです。小型のバッタやウンカの仲間を餌として与えています。先日メスが脱皮しました。
担当者的には外国産昆虫より国内産、横浜産の昆虫にぜひ興味をもっていただきたいです。円海山周辺部の個体群、ミヤマクワガタです。2011年と2012年に採集したオス2匹、メス3匹から飼育が始まり、その後順調に数を増やして昨年産卵された卵から孵った幼虫はバックヤードに200匹ほどいます。
水生昆虫にも力を入れています。王者タガメはもちろんゲンゴロウやハイイロゲンゴロウ、コオイムシ、ミズカマキリも展示しています。これだけ集まると中々圧巻ですよ。
そしてこちらも今年から始まった展示。ニホンミツバチの巣のライブ中継です。ハチミツが巣に蓄えられていく様子がご覧になれます。(ミツバチの巣が生きもの館に来た経緯は公式ブログ ちっちゃないきものたちをご覧ください)
まだまだたくさんの昆虫が展示されています。夏と言えば昆虫。皆様ぜひ見にいらしてください。
(飼育展示係 桐生)