更新日:2016.07.22
みずの谷・Ⅱの沢池(にのさわいけ)
7月も中旬となりました。
梅雨明けはまだかと思われる今日この頃ですが、金沢自然公園の水辺では涼しげな景色をご覧いただけます。
ハスが美しく咲いていました。
ハス(Nelumbo nucifera)はスイレン科ハス属の植物でなじみの深い植物です。
名の由来は古名「はちす」が転化したもので、花の咲いた後の花托(かたく)の形が「蜂の巣」に似ているところからきているようです。
花が散ってしまったものもありましたので、お見せいたします。
少し未熟ですが、熟してくるともっと蜂の巣に似てきます。
このハスの葉をご覧ください。
水滴が水玉になっていますね。ハスの葉はこのように水をはじきます。
この現象を「ロータス効果」と言うそうです。
このハスの葉の構造を応用したものが私たちの周りにもあります。
屋根材や塗料などに利用されているそうです。
またハスは泥の中から清浄な花を咲かせるということで神聖視され清らかさの象徴として讃えられています。
反面私たちに一番なじみが深いのは「地下茎」「レンコン」ですね。
シャキシャキした歯ざわりが美味しい野菜ですね。
ハスの咲いているところはこんな様子です。
木陰のベンチもありますので、ゆっくりとご覧いただけます。
この池をちょっと上に行ったところに通称「みずの谷」と呼ばれている場所があります。
モネの絵のようです。と言ったら言い過ぎでしょうか?
アメンボもいました。
のんびりとお散歩がてら、お越しください。