ゾウに砂山をプレゼント

ゾウの飼育環境の工夫として、これまでは、体にかけて遊べるくらいの量の園芸用黒土・赤土をあげていました。

野生のゾウは砂浴びや泥浴びをすることで、直射日光を避け、虫よけにも役立っているようです。

今回は、さらにステップアップとして、サブパドックに砂山を作ってみることにしました。

2ｔトラック山盛りの砂を飼育員みんなで入れてあげました。

この砂を一輪車で少しずつ運び入れます。

ここは夏の夜の間にボン君が寝室とともに過ごす場所。

ここに砂山を作ります。

ボンも興味津々？

この日の気温は34℃。みんな汗びっしょりです。

（暑さのため、びしょ濡れになった作業着を脱いでの作業になりました）

ようやく設置完了です。

作業を終えてへとへとの状態で記念撮影。

心なしか笑顔が引き攣ってる？

砂山にすることによって休息や夜間の睡眠時にもたれかかって体重分散の効果があり、

体や足にもよいということです。

最初の2日は散らかすこともありましたが、そのあとは施設に問題も起きず

1週間経つころには横になって砂山を利用する様子がビデオで確認されました。

気に入ってもらえたかな、と思います。

できることから工夫をすることで、ゾウの飼育環境を良好にできたらよいなと考えています。

（ゾウ班一同）

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