更新日:2026.04.13ありがとうインタン
ありがとうインタン
今年の4月10日に当園で飼育していたシロテテナガザルのインタン(メス)が死亡しました。

<インタン>
4月10日時点で39歳で、シロテテナガザルの中では高齢といわれる年齢でした。
インタンは1999年7月23日にマレーシアのネガラ動物園から金沢動物園に来園しました。
人に育てられたため、比較的人懐っこく、特に女性飼育員を好んで近寄ってくることがありました。

〈2001年のインタン〉
2012年には現在飼育しているユウタロウ(オス)との間に子どもが産まれました(プテラ)。

〈インタンとプテラ〉

〈左ユウタロウ。右インタンとプテラ〉
インタンはバナナやブドウを良く好んで食べていました。

また、お気に入りのブランケットを寝室に置いておくと餌よりも先にブランケットを取り、抱え込む姿も見られました。

26年という長い期間金沢動物園で暮らし、多くのお客様の目の前に元気な姿を見せてくれました。
これまでインタンに会いに来てくださったお客様へ心より感謝申し上げます。
今回、献花台等は設置しない予定ですが、ぜひ当園のシロテテナガザル展示場の前を通られた際にはインタンのことを思い出していただけますと大変嬉しく思います。

〈収容後、餌を食べるインタン〉
〈経過〉
4月7日から元気消失が見られました。
8日には少し体調を取り戻し、展示場に出ていき、収容の際も難なく自力で帰ってきました。
9日、担当者が獣舎に入ると横たわった状態でいましたが、昼頃、近寄ってきて、いつも園内を賑わせていたグレートコール(テナガザルのメス特有の縄張り主張、コミュニケーション方法)をするインタンが見られました。
10日、朝から再び元気消失し、回復する様子が見られなかったため治療を実施しましたが、10日の16時50分頃寝室内で死亡が確認されました。