更新日:2023.02.03冬本番ロゼット観察の季節到来
更新日:2023.02.03
冬本番ロゼット観察の季節到来
ロゼットとは、植物が緑色の葉を放射状に広げて、地面にぴったりとつけた状態のことを言います。ロゼットという言葉は、バラの花を意味します。越年草の冬越しの姿が多いのですが2つのタイプがあります。
1つ目のタイプは、一生をロゼット状で過ごす、オオバコやタンポポなど、
2つ目のタイプが、越年草や多年草で夏に向かって立ち上がり生育する、オニノゲシやスイバなどです。
金沢自然公園や金沢動物園内では、1つ目のタイプのものは園路や芝生が生えている場所など、踏まれることが多い箇所に生育し、2つ目のタイプは斜面など人が立ち入りにくい場所で生育しています。
植物たちは、冬の厳しい寒さの中で太陽光を最大限受け止めようとロゼット状になっています。この究極の機能美を、園内各所で見ることが出来ますので、ぜひ探しにご来園ください。
ウラジロチチコグサ
オオバコ
オニノゲシ
カラスノエンドウ
キュウリグサ
シロツメクサ
スイバ
セイヨウタンポポ
ヒメオドリコソウ
マメカミツレ
ミチタネツケバナ
ムラサキケマン
byネコチャン