更新日:2022.10.02金沢動物園の野鳥
更新日:2022.10.02
金沢動物園の野鳥
みなさんこんにちは。
だんだんと涼しくなってきましたね。このくらいの時期になると、野鳥達の多くも繁殖がひと段落したようで、独り立ちしたばかりのスズメやハシブトガラスの若鳥や、子育てが終わって羽根がボロボロにくたびれている親鳥たちを園内でよく見かけるようになります。
野鳥が分かるようになると、どこにいても自然に季節の変化が感じられるようになるのでおすすめですよ。
さて今回は5~8月までに金沢動物園内で行った野鳥調査の結果を報告しようと思います。調査中に観察された鳥は15種(表1)で、調査時間以外ではホトトギスやキビタキ、フクロウ、オオタカなども見られました。いずれの種もこの時期に市街地や近郊の緑地でよく見かける鳥です。物珍しさはありませんが、「この時この場所に普通にみられる種類の鳥がいた」ということも大切なデータですので、今後も調査を続けていきたいと思います。
【調査外】ホトトギス、キビタキ、フクロウ、オオタカ、アオゲラ、キセキレイ、エナガ
【外来・移入種】ガビチョウ、コジュケイ
飼育展示係 須藤一行