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「ひらひらと枝に舞う花ハンカチノキ」の写真

更新日:2015.04.28「ひらひらと枝に舞う花ハンカチノキ」

更新日:2015.04.28

「ひらひらと枝に舞う花ハンカチノキ」

春を満喫できる季節到来!

今回ご紹介するのは、植物区で初めて咲きだした「ハンカチノキ」です。
(ミズキ科 学名:Davidia involucrate)


この木は今から12~13年前、ののはな館職員が実生から植えつけ、
今年初めて花をつけました。

なぜハンカチノキと言うのでしょう?

それは名前の通り、白いハンカチのような姿の花を咲かせるからです。
しかし白いハンカチに見えるのは、2枚の苞(ほお:葉の変形したもの)で、
苞は初めは黄緑色でだんだん大きくなって白くなります。

4/22は薄い黄緑色です。


この苞に包まれて、つけ根の部分に花のかたまりがあります。


学名の属名部分(ダビディア:Davidia)はハンカチノキを発見したフランス人神父ダビットの名前にちなみます。
ダビットはジャイアントパンダを発見した人物として有名だそうです。
ハンカチノキは動物園とも関係のある木だったんですね!

ハンカチノキはバーベキュー広場管理棟のそばにあります。
見頃は5月GWころまでと予想されます。