更新日:2022.01.20寒い日のケープハイラックス
更新日:2022.01.20
寒い日のケープハイラックス
ネズミじゃないよ!
ハイラックスだよ!
今年も、ケープハイラックスをよろしくお願いします。
本格的に冬の寒さを実感する日々が続き、ケープハイラックス舎の周りも水が凍るほど冷え込んできました。
ケープハイラックスは体温調節機能が未発達な動物です。
寒いときには、日光浴をしたり仲間と身を寄せ合うことで体温を下げないようにしています。
また、コピエと呼ばれる岩山を棲み家としていますが、時にはアリ塚やアナグマがっ使った古巣を棲み家にすることもあります。このような洞窟の棲み家は、外に比べて寒暖差がほとんどないので、体温調節の苦手なケープハイラックスにとって住みやすい環境となっています。
動物園では、ヒーターを使って、暖をとれるようにしています。
現在、アフリカのサバンナゾーン改修工事でケープハイラックスの展示はお休みしています。なので、日中は寝室と展示場を行き来する扉を開放し、寝室には暖房をいれています。
室内はとても暖かいので、日中のほとんどを室内で過ごしています。
飼育展示係 矢向