
更新日:2022.04.17NEW☆屋外展示場(「`・д・)「
NEW☆屋外展示場(「`・д・)「
Jambo~~(「`・д・)「ガオオォ
春ですね~~~(o´ω`o)♪♪
飼育員がいつも通る管理用通路にも、奇麗な桜が咲いていたのでつい写真を撮ってしまいました(*'ω' *)
春のポカポカ陽気と、桜の花びらが舞う景色はいいですね☆★
フクも気持ち良さそうです♪
この写真をご覧になられたライオンファンの皆様はもう気が付いたはず...!
昨年11月から今年3月末まで行っていた大規模工事が終了し、ライオンの展示が再開しました~~~゚.+:。(´ω`*)゚.+:。 大変お待たせいたしました!
今回、ライオンの屋外展示場は大規模の修繕工事をしました。
ライオンの屋外展示場は、奥に草原エリアが見え、キリン・グラントシマウマ・エランドの草食動物たちとライオンが同じ空間にいるように見える展示になっています。これをパノラマ展示と言います。
実際の生息地の環境をできる限り再現している展示方法です。
フェンスがなくてライオンは草食動物を襲うことはないのだろうか??と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
が、ご心配なく!!!
ライオンの屋外展示場と、草原エリアの間には深〜〜〜いモート(堀)があるんです!!
なんとこのモート、幅が約7m深さが約5mとものすご〜〜く広くて深いものなんです。
こちらが工事前のモートの写真です。
パッと見た感じ何もないように見えますが、近付くと...
こんな感じでモートが広がっているのです(o´ω`o)
今回はこの部分を中心にかなり大きな工事をしました。
経年劣化したモートの下にあるネットの全面交換や、手前部分を掘削することによって傾斜をつけ、電気柵の交換を行いました。
インドライオンやスマトラトラの展示場のモートは水が張ってある水モートですが、ライオンのモートは水モートではありません。
万が一ライオンがモートに落ちたらけがをしてしまう恐れがあるため、ライオンの体重に耐えられる丈夫なネットを張る必要があります。
せっかくなので、展示場のメンテナンスも行いました♪
展示場や獣舎が作られるまでにはたくさんの人たちが関わっています。
昨年度は夏に寝室内のフェンス工事(ブログ「工事期間中の裏話 ~ライオン編~」)を行い、冬に大規模な展示場の工事を行いました。
たくさんの方々とミーティングを何度も重ね、安全第一でライオンたちのことを一番に考えて行いました。
早速フクは、新しい運動場でのびのび過ごしています(・ω・)
今後は、休園日にニノやシドウの屋外展示場馴致を行っていきたいと考えています。
ライオンは猛獣なので、同じ空間に入ることができません。屋外展示場馴致には危険も伴います。また、スムーズにいかないことも考えられます。
時間がかかってしまうかもしれませんが、安全に考慮し実施していこうと思っていますので、今しばらくお待ちください。
とか言いつつも屋外展示場馴致を控え、不安でいっぱいのライオン担当者 鈴木(由)