更新日:2020.02.26展示馴致(休園日)の様子③
展示馴致(休園日)の様子③
みなさまこんにちは!
今や安定して展示場に出るようになったキリンの子ども「エミリー」。
もうみなさまの記憶からは消え去っているであろう程、激しいタイムラグがありますが、まだ安定してエミリーが展示場に出られなかったときの話の続きです。
(これまでの様子はその①、その②をご覧ください。)
え?いつの話かって?
2019年8月末の話です...。すみません...。
ようやく草原エリアに踏み出したエミリーですが、大暴走があったため、3回目の馴致ではエランドの遊び場であった砂山を潰したり(エランドごめんよ)、チーターの逃げ場所であるバリケード用の木で足を引っかけてしまいそうなところを切ったりと、エミリーが躓いたりしないようさらに対策を増やしました。
さて、3回目はどうでしょう!?
扉を開けるとスタスタと出ていくエマ、カルメン、ハクナ。
エミリーはまた置いてけぼりにされてしまいましたが...。
しばらく外に出ようか悩んでひょいっと出ていきました。
前回の時に何度も出入りしたおかげで、もうそんなに怖くはなくなったようですね!
比較的スムーズに出てくれました。少し走ることもありましたが、暴走するような感じではなくきちんと周りが見えている様子。朝から夕方まで様子を見て落ち着いていたので、月に数回の公開展示に踏み切ることになりました。
最初はキリンのみの展示でしたが、その後10月中旬にはシマウマのソウシ(オス)と同居を本格的に実施しました。
11月上旬にはエランドのカルーア(メス)、シューズ(メス)との同居も実施しました。こちらも特に問題なく同居馴致が進み、現在、奇数日にキリンの親子が外の展示場に出ています。(※偶数日はおとなのみ)
ただ、天候や動物の体調によっては展示をお休みさせて頂いたり早めにお部屋に帰ってしまうことがあります。
この頃の写真と見比べると、体がかなり大きくなっていますよ‼‼‼
ぜひエミリーに会いに来てくださいね☆
次回に続く...
飼育展示係 宮本