更新日:2022.11.03大きな体の慎重派
更新日:2022.11.03
大きな体の慎重派
ゾウの寝室の床材には、おが粉とコーヒー粕を使用しています。
普段は、尿などで汚れた所を取り除いて、その分、新しいもの追加するだけですが、1年に2回、衛生管理のために、全て取り換えています。この作業がなんとも重労働で、その苦労話をぜひとも皆さんにもお伝えしたいところなんですが、今回は、ボンが主役のお話しを...。
ボンはとても慎重派です。
(珍しい食べ物にそっと鼻を伸ばすボン)
新しいものは、だいたいヨーコが克服し、ボンは安全を確認してからしか使い始めません。屋上からの温水シャワーも、
(テンションが上がったヨーコの奇抜な姿勢も無視)
筒形フィーダー、通称「カランカラン」も。使い始めはいつもヨーコです。
初めて寝室におが粉を敷いた時も、何が恐ろしいのか、1か月近く落ち着きませんでした。
(はじめてのおが粉。様子確認中。)
いつもと様子の違う、おが粉の減った寝室へは、慎重にゆーっくりと入って来ます。
出る時もゆーっくり。そんな慎重派のボンですが、新しい、ふかふかのおが粉は気にいってくれるでしょうか。
(ふかふかの寝室に入ってくるボン)
ボンがふかふかの寝室でどのように過ごしたのか、次の日の朝の様子で判明しました。
(大きく波打つ寝室のおが粉)
どうやら、体にかけたり、足で蹴飛ばしたりして激しく遊んだ様子。睡眠もしっかりとれていることが、夜のビデオでも確認できました。おが粉の全取り換えは、数回の経験を経て、馴染みの行事になったようです。
背中にかけたおが粉のため、茶色くなったボンでした。(はんざわ)