更新日:2020.06.18カモシカディスタンス
更新日:2020.06.18
カモシカディスタンス
早いものでカモシカ担当になってから3か月目を迎えました。
お互いになんとなく距離感がわかってきたような今日この頃です。
人の手で育てられた「カイ」は4頭の中でも一番人に慣れています。
声をかけると寄ってきてくれます。
当園のカモシカ最年長の「ミミ」は最近換毛中ということもあって
「尻を掻きなさい」と柵越しにお尻を向けてきます。
ミミのこどもの「クミ」。こどもといっても「ミミ」の次に年長さん。動きがゆっくりで少し人見知りなところもあります。
体は触らせてくれるけど、カメラ目線はくれませんでした。
いつも体に触れるようにしておくと、
見ただけでわからない傷やできものを早く発見できたり、
治療や検査をスムーズに行えるようになったりするので、カモシカが許容してくれる時は慣れておいてもらうためにも、なるべく体を掻いたりしています。
最後は東京生まれの「ツバキ」
手を出すとクンクン匂いを嗅いで、満足して離れていきます。
触れないけど、一番視線を感じます。
個性豊かなカモシカたち、それぞれの距離感で接していこうと思います。