ヒツジに負けるな!2015年は国際テナガザル年!!

国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅の危機にある動物の現状をより多くの人に知ってもらうため、年ごとに動物種を決めて国際的なキャンペーンを行っています。

過去には、ゴリラ年、カエル年、サイ年などがありましたが、2015年は『国際テナガザル年』です。




テナガザルは金沢動物園では唯一の霊長類(サル類)であり、テレビでもよく見かけるチンパンジーやゴリラに比べて知名度が低いのが現状です。しかし、このテナガザルの仲間は今、生息地である東南アジアの熱帯雨林の伐採により数を減らしており、その原因は遠く離れた所にいる私達にも無関係ではないのです。

でも、いきなりその話をするとなんだか暗い気持ちになってしまいますね。
野生の現状は厳しいものですが、テナガザル年では、まずテナガザルがどんな動物か知ってもらうことがスタートです。

何色してるの?
何を食べているの?
ウッキーって鳴くかな?

少しでも興味を持ってくれたら、動物園がその好奇心をどんどん膨らませます。
まずはホンモノを見に来てください。絶滅危惧種でもそうじゃなくても、一番知ってもらいたいのはテナガザルの魅力そのものです。

金沢動物園のインタンとユウタロウ


ちょっと熱く語りました(笑)
そんなわけで今年は、みなさんとの温度差を気にしながら、テナガザルの話を連発していきますので呆れずについてきてください

もりこ

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