紫の美しい花

今回は、粘菌(ねんきん)の研究で有名な、
南方熊楠(みなかたくまぐす)氏が生涯愛したという
「センダン」(センダン科 センダン属 学名Melia azedarach)について紹介します。

センダンの木は、なんだろ坂にある炭焼き小屋近くと
動物園内のクロサイ舎キリン舎で見ることができます。

写真はなんだろ坂です。

手前の方が枯れているのが分かりますか?

外来生物の「タイワンリス」の被害にあって、このような状態になってしまいました。



花期は5～6月で、紫の美しい花をたくさんつけます。
花弁は5枚で、10個のおしべは筒状になります。






秋になると黄褐色の実を多数つけることから「千の団子」センダンと名づけられました。

(ののはな子)

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