更新日:2026.03.09ついに...!!
ついに...!!

ない...

ない...

ん?......

あったーーーー!!!
ようやく確認できたヤマアカガエルの産卵。
例年、まだ寒い1月下旬頃に冬眠から目覚め、ぷつぷつとしたゼリー状の多数の卵から成る卵塊を水辺で産むヤマアカガエルたち。
しかし、今期は雨が降らなかったり、降っても気温が低かったりしたせいか、なかなか産卵が見られていませんでした。
今期の園内での卵塊初認日は2月26日。だいぶ遅めです。
その後も園内の水辺では、キャララ、キャララとヤマアカガエルたちが集まって鳴いている様子が見られています。
そっと水辺をのぞいてみてください。
観察のオススメの場所はアマゾンセンター付近のワニの銅像が潜む池。

茂みが少なく、オープンなスペースなので、池に入ってしまわないように気を付けて下さいね。

なお、今期は同時期にアズマヒキガエルの産卵も見られています。
卵はヤマアカガエルのものとは異なり、多数の卵がヒモ状の卵嚢に包まれています。
こちらは逆に、例年は3月下旬頃から産卵が見られていますが、今期は1か月程早い産卵となりました。

アズマヒキガエルは、神奈川県のレッドリストで「要注意種」に分類され、個体数が減っているカエルですが、園内の水辺で産卵が見られています。
アズマヒキガエルの産卵は、通常は水辺に集まって多数のオスがメスを奪い合うような"ガマ合戦"と呼ばれる状態になります。
しかし、園内で確認される卵嚢の数は多くないことから、個体数はあまり多くないようです。
園内でも、いつか"ガマ合戦"が見られるくらいに個体数が多くなるように、産卵状況を調査しながら環境整備を進めていきたいと思います。

春になると、今度は卵から孵化したオタマジャクシたちが泳ぎ回る様子が見られるので、ぜひその成長の様子も見に来てくださいね。
保全P