更新日:2018.11.05スノコとカボチャ
更新日:2018.11.05
スノコとカボチャ
10月31日。
インドライオン、ラージャーの展示場にスノコをいれてみました。
例年は、落ち葉をいっぱいコンクリートの床に敷いていたのですが
今年は、台風、塩害の影響でよい落ち葉が大量に手に入れることが困難なため、
せめてスノコでも、と思ったのです。
そしてこの日、巷ではハロウィン。
ということで来園者の方にいただいたカボチャを
展示場においてみました。
スノコを見つけたラージャーは、勢いよく外に出ていき、
後ろを振り返るとカボチャが・・・
熱心に匂いを嗅いでいたかと思うと
カボチャを咥え
スノコに持っていきました。
右足でカボチャを口の中に押し込み、
今度は左足。
何をしたかったのか・・・
変顔でごまかすラージャー。
やがてスノコに伏せたラージャーは
カボチャと戯れはじめました。
ラージャーは、ヨダレまみれ、カボチャの種まみれになりながら
しばらく格闘していました。
やがてカボチャは噛み砕かれ
ラージャーは満足したのか
寝室へと戻っていきました。
スノコの上には残骸が・・・
よっぽど気に入ったのか寝室にも破片を持っていったようです。
口の中が種だらけになるほど気に入るとは思いもよりませんでした。
まさか食べていないよね、ラージャー。
その日の清掃がいつもより大変だったのは言うまでもありません。
翌朝いつもなら寝室からなかなか出てこないのに
スノコの上にいました。
どうやら気に入ってくれたようです。
(やせヒゲ眼鏡 田島)
"カボチャの種"といえば戦後間もなく、ある動物園では
入園料がわりの時があった、と聞いています(1升とか2升とか...)。
カボチャの種を掃除していてそんなことを思い出しました。