更新日:2025.11.28ザラメの成長記録①
ザラメの成長記録①
今年の5月3日に誕生したオオツノヒツジのザラメ!
誕生から半年が経過しました。
成長記録を皆さんにご紹介します♪


写真で見比べて見ると...変わったところがいくつかありますね。
角や毛色、わかりにくいかもしれませんが、体も大きくなりました!
出生時4.5㎏だった体重は、31㎏になりました。+27㎏ですね。
人間の赤ちゃんだと誕生から半年でだいたい5~7㎏ほど、大型犬だと17~20㎏ほど増えるといわれているので、オオツノヒツジの赤ちゃんの成長スピードはかなり早いですね!
草食獣の仔は、一般的に早成性の傾向があります。
早成性とは、動物の赤ちゃんが生まれてすぐ自力で歩けるなど、ある程度発達した状態で生まれることを指します。
これには以下のメリットが考えられます。
〇生存率の向上:母親の胎内でできるだけ大きく成長させることで、出生後の生存率が高まります。オオツノヒツジ等、反芻動物の多くは産まれてすぐに自力で歩けるようになるため、移動して危険を避けることができます。
〇親の負担軽減:親が育児にかけるコストを減らすことができるため、繁殖の効率を高めることができます。
草食獣には、外敵となる動物もたくさんいます。こうした動物から赤ちゃんを守るためにも、早成性は生存戦略として重要な役割です。
体重の他には、毛色も変わります!
みなさん、オオツノヒツジって何色だったか思い出してみてください。
正解は...「おうど色・薄茶色」ですね。

しかし、生まれたばかりの子どもは灰色の毛色です。[

その毛色も半年経過すると...

こげ茶色に変化していますね!
大人毛の薄茶色になるのではなく、生まれて初めての冬毛はこげ茶色!
なんだか不思議ですよね...。
個体差で濃淡の違いは多少ありますが、みんなこげ茶色の毛になります。
まだ生まれて1、2年のビバ・ワサビ・ヤエもまだこげ茶を感じる毛色...。

(↑2025年11月撮影 右:ヤエ 左:ノゾミ)
今年のヤエとノゾミの写真です。見るからにザラメの毛色の方が濃いのがわかりますね!
生まれて数年の冬毛はこげ茶色なのですかね?
それでは、ザラメの成長日記①はここまで!
②をお楽しみに...!

佐藤