更新日:2019.11.23トキたちの部屋替え
更新日:2019.11.23
トキたちの部屋替え
バードケージには、5種類のトキの仲間が2つのケージに飼育されています。
これまでは、クロツラヘラサギとブロンズトキが広い方のケージに、シロトキ・ショウジョウトキ・ホオアカトキが狭い方のケージに飼育されていました。
前回、ご紹介したシロトキの幼鳥をこちらの狭い方のケージ入れると少し手狭になり、この中で一番体が小さいショウジョウトキが、生活しづらくなりそうです。
そこで、思い切ってトキたちの入れ替えをすることにしました。つまり、体が少し大きいホオアカトキとシロトキを広い方のケージへ移動し、一番体が小さいブロンズトキとショウジョウトキを一緒のケージで飼育することにしました。
さっそく捕獲開始です。
捕獲した時は、健康管理のために体重を測ります。
あら、箱の横の穴から嘴がのぞいていますね。
捕獲をする機会はなかなかないので、普段見られない足の裏の異常なども確認します。
ちなみにこれは、ホオアカトキの脚の裏ですね。
測定やボディチェックが終わったら、それぞれ隣のケージに入れ替えです。
一番小さいブロンズトキは骨も細くケガをしやすいので、移動する時は一番気を使いました。
どうやら、みな無事に移動ができたようです。後日、餌を食べている様子が確認でき、ちょっと一安心です。
今後は、同じ白色のシロトキとクロツラヘラサギを一緒に見ることができます。
嘴の形や色の違いがとても良くわかるので、ぜひ見に来てくださいね。
(飼育展示係 尾崎)