更新日:2026.08.11【野毛山物語⑪】インドゾウの、はま子さん その2
更新日:2026.08.11
【野毛山物語⑪】インドゾウの、はま子さん その2
はま子さんが野毛山動物園にやって来てから6年後の昭和32年8月、雌の仔ゾウ、マリコが来園しました。
以来、はま子さんはマリコを自分の実の子どものように可愛がり、「朝は運動場にマリコが出るのを見届けてから自分も外に出て、夕方は必ずマリコが寝室に入るのを確認してから自分も寝室に入った」と記されています。
また、好物のサツマイモを2頭に与えると、マリコは平気ではま子さんの分まで鼻でさらって食べてしまうのですが、はま子さんはそれを怒りもせず、いつも許していたそうです。
さらに、暑い夏にはそろってプールに入り、「上になったり下になったり、2頭で楽しそうに遊んでいた」との記録も残っています。
それから30年間、いつも一緒だった、はま子さんとマリコ。
晴れの日も雨の日も、はたまた雪の日も、いつも一緒に過ごした、2頭ですが・・・
昭和62年11月13日、マリコが31歳の若さで急逝し、突然の別れを迎えることになったのです。(続く)
※野毛山動物園は、令和9年1月7日より、リニューアル工事のため休園となります。
(飼育展示係長 伊原)