更新日:2024.01.28おいしいエサがでてくるよ♪
おいしいエサがでてくるよ♪
オオツノヒツジの展望デッキからオスたちを見ると、展示場に新しい「もの」がぶら下がっていました。
これ、何だかわかりますか?
アップでご覧ください。
パンチングボール? ツノで突いてストレス解消?
まぁ、間違いではないような気はします・・・。
正解は「フィーダー」ですね。
「フィーダー」とは、動物が少し工夫することで中に入っているエサを取り出せる仕組みになっている道具です。
オオツノヒツジたちのフィーダーは「ブイ」(海や川などに浮標として浮かんでいるアレです。)を担当者が加工して作成したそうです。
(上の大きめの穴からペレットを入れ、うまく揺すると下側の数カ所の穴からペレットが出てくる仕組みになっています。)
フィーダーを使っているのは、マンサクです。
フィーダーをおでこにつけて、前後に揺すっています。
(フィーダーを使うマンサクの様子を見ているオーキッド)
すると、フィーダーの小さな穴からペレットが出てきました。
落ちてきたペレットをウタマルもちゃっかり食べていました。
(撮影しているこちらの様子が気になるマンサク。)
展望デッキから撮影したので、柵が邪魔で少し様子が伝わりにくいですね。
すいません。
担当者の話だと、別の展示場で過ごしているヨッチャンにもフィーダーを設置したそうですが、フィーダーを思いっきり突いた際に、勢いよく出てきたペレットに驚いてしまい、
フィーダーに近づかなくなってしまったそうです。
マンサクは、絶妙な力加減で揺すっては食べ、揺すっては食べを繰り返していました。
マンサクはちゃんとペレットが出てくる揺すり方を心得ているようです。
マンサク、やるなぁ~。
担当者は動物たちのQOLの向上を常に考え、様々な工夫を考えています。
このフィーダーもその1つです。
展示場の物の配置やエサの与え方など、展示場の工夫にも目を向けていただけるとうれしいです。
事業推進担当 さとう