更新日:2021.07.09雨の日のカンガルー
更新日:2021.07.09
雨の日のカンガルー
大雨が続いた先日、あまりの雨量にオスたちのガラスビュー展示場はお休みし、ウォークスルー展示場に若オスを数頭だけ出すことにしました。そもそも、雨の日でも外に出たがるのは若オスくらいしかいませんが...
※警報が出るほどの雨量の日は、カンガルーたちの安全を考慮し展示をお休みさせてもらいましたので、ご安心ください。
寝室からサブパドックへの扉を少し開けて、誰が出て行くかなーと見ていると、この日はこの2頭が真っ先に出ていきました。では、今日はこの2頭に頑張ってもらいましょう。
意気揚々と出てきたものの、後から誰も続かず、おや...?といった表情でしょうか。
しばらく辺りを伺いながら考えていたようですが、ウォークスルーへ出ていきました。
ちなみにこの2頭、1歳5ヶ月違いの兄弟です(詳しい個体紹介は、またの機会に改めますね!)。兄弟ということをお互いがどこまで認識しているかは分かりませんが、この日もウォークスルーで付かず離れず、過ごしていました。
いつもウォークスルーに出ているメスチームはというと、サブパドックから2頭を興味深く?眺めていました。この写真の中に、2頭のお母さんがいます。
こちら。
完全にそっぽを向いていますね...。愛称はピンカ、かなり勝気なお嬢さんキャラというのが担当者からの印象です。以前、個体紹介のブログにも登場していましたね!
オスの子どもはある程度成長すると、個体群管理のためにオスチームへ移動させています。移動直後はお互いにソワソワしますが、その期間が過ぎると、再度親子が再会しても親子という認識はほとんど無いようで、特別お互いを気にするような行動はみられません。
そんなわけで、息子たちが近くにいても、ピンカ母さんは知らんぷりです。
(しばた)