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アムールヒョウ
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学 名
Panthera pardus orientalis -
英 名
Amur Leopard -
概 要
アムールヒョウはロシア沿海地方(中国、北朝鮮との国境付近)のケドロバヤ・パシ自然保護区や中国北東部のタイガの森に生息している。最も北に分布するヒョウの仲間で、体長も最大級。寒い地方に適した長くて厚い毛をもち、夏毛は赤味がかった黄色、冬毛は明るい黄白色になる。森林破壊や乱獲により個体数が激減し、野生での生息数はおよそ数十頭ほどまで減ったといわれている。また、ロシアと中国の国境紛争で有刺鉄線がはられ、アムールヒョウや獲物である草食動物の行き来が絶えて繁殖の機会が減る、食料不足になるなどの原因により数を減らしている。保護政策により生息数は増加していることがわかっているが、現在も絶滅が心配されている。
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体 長
100~170cm -
体 重
35~70kg -
分 布
ロシアの沿海地方 -
目 / 科
食肉目 / ネコ科 -
希少種(レッドリスト)
絶滅危惧種>絶滅危惧IA類(CR) -
ワシントン条約
附属書I