
更新日:2025.02.15市民公開講座 鎌倉の近代建築について
更新日:2025.02.15
市民公開講座 鎌倉の近代建築について
2月も中旬となり、寒さの中にも日差しに温もりを感じる週末です。
▼カワヅザクラが数輪咲き出しています。(四季の花苑)
▼クリスマスローズ(休憩棟前)
▼ナノハナが咲き出してきました。(憩いの小庭)
▼フクジュソウは、北園路沿いに咲いています。
▼カンツバキ(北園路)
▼大階段脇のウメ
▼本日、午後3時より別邸居間にて市民公開講座「鎌倉の近代建築について」ー鎌倉文学館(前田侯爵鎌倉別邸)を中心にーを開催しました。
▼講師は、神奈川大学建築学部特任教授の内田 青蔵先生です。
はじめに、明治、大正、昭和を通した住宅の近代化の解説。そして鎌倉の洋風建築(旧華頂宮邸、石川邸(旧里見弴邸))の紹介がありました。
▼鎌倉文学館は昭和11年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が建築したもので、相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており、当時の鎌倉の別荘を代表する建物の一つです。現在は令和5年度から大規模修繕のため休館しており、再開館は令和11年度を予定しているそうです。
▼出窓やバルコニーなど変化のある外観。木部にはナグリ(手斧による加工跡)が施させているテューダー様式。
▼館内の洋室には、床の間、違い棚や網代天井等和風の要素が取り入れています。
冬晴れの午後、貴重な歴史的建造物の講座は俣野別邸にも共通するところがあり、大変有意義なひと時でした。