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【岸根公園】ユリノキが見ごろです!の写真

更新日:2019.05.27【岸根公園】ユリノキが見ごろです!

更新日:2019.05.27

【岸根公園】ユリノキが見ごろです!

岸根公園のひょうたん原っぱと中央広場にある
ユリノキが現在見ごろを迎えています。
ユリノキの原産は北米で、花はチューリップに似ています。
樹高があるために、気が付かない方もいらっしゃいますが、
ユリノキを見る目的で岸根公園に来園される方も多数いらっしゃいます。

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もうすぐヤマボウシやタイザンボクも見ごろになります。
状況はブログで発信しますので、お楽しみに!!

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■ユリノキの豆知識■
*ユリノキはアメリカ中部及び東部(アパラチア山脈)を原産とする落葉樹。
大きな枝を整然と広げる姿が美しいことから、
日本全土に街路樹や公園樹として植栽される。
明治元年、新宿御苑に植栽された株が日本初とされる。

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*5~6月ごろにチューリップのようなクリーム色と
オレンジ色の花を咲かせることから、
別名「チューリップの木」と呼ばれる。
ただし、花は葉と葉の間に隠れるように咲く上、
高い位置にあるため、あまり人目につかない。
ユリノキの花の雄しべは、先端の「葯(花粉入れ)」が2センチもある。

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*ユリノキは学名である「Liriodendron」の訳語からきており、
日本人の感覚では百合のような花が咲くというわけではないが、
ユリノキが渡来した頃はチューリップが今のように一般的ではなかったため、
より馴染みのある百合に見立てたという
(大正天皇が皇太子の頃に小石川植物園で本種を見て命名したという説もある。)
アメリカでは花の色からイエローポプラと呼ばれることもある。

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*葉は直径15センチ程度の大きさで、特徴的な形をしている。
職人が身にまとう半纏(はんてん)、あるいは乳児を寝かしつけるときに使う
「ねんねこ半纏」に似ていることから「ハンテンボク」とも呼ばれる。
葉を揉むと独特の香りがある。
(庭木図鑑 植木ペディアより一部抜粋)