更新日:2018.09.15雨の公園
更新日:2018.09.15
雨の公園
ついこの間まで、暑い―暑い―と呪文のように繰り返していましたが、
季節はめぐり、あっという間に秋の気配です。
そして、今日は雨。
雨の日の少し幻想的な雰囲気の公園をご紹介します。
だーれもいない梅林で、あざやかなヒガンバナが目に飛び込んできました。
あちこちで咲いています。
数年前までもう少したくさん咲いていたそうですが、
心無い人がいるようです・・・。
残念ですね。
梅林の近くでヨメナかな?少しだけ咲いていました。
みなさんの公園なので、あたたかく見守ってくださいませ。
雨の公園は、ひっそりしていて、
なかなか悪くない雰囲気です。
雑木林を歩いていたら、
泡々を発見しました。
みなさん、みたことありますか?
これは大きなコナラの木です。
ほかにもクスノキやサワラの根元に泡々がありました。
雑木林に降った雨は、
葉や枝を伝って幹を流れます。
これを樹幹流(じゅかんりゅう)といいます。
この樹幹流が地面にたどり着くまでの間に、
植物が分泌するいろいろな成分が溶け込みます。
その中に泡立ちやすい物質があると、
この現象がおこるようです。
雨のよく降るときに、
観察してみてください。
帰り道、雨が降ると咲く花をみつけました。
通称レインリリー。
ステキな名前ですね。
学名は、ハブランサス・アンダーソニー。
どこかから種がとんできたようです。
もともと日本の植物ではないので、
あまり広がると困るのですが、
小さな花は、かわいらしいですね。
花は1日でしおれてしまうそうです。
次の雨の日に、さがしてみてください!!