
更新日:2020.07.21夏の花木「夾竹桃(キョウチクトウ)」
更新日:2020.07.21
夏の花木「夾竹桃(キョウチクトウ)」
梅雨の頃、ピンクの花を咲かせる夾竹桃(キョウチクトウ)が、三ツ沢公園第2駐車場近くの園路沿いにあります。排気ガスなど公害に強く、公道や高速道路など街中でよく見かけます。また、原爆が落ちたあと、広島で最初に花を咲かせた植物が夾竹桃だったことから、復興のシンボルとされました。
葉が竹に、花が桃に似ていることから、「夾竹桃(キョウチクトウ)」と呼ばれるようになりましたが、実は有毒植物で花や葉、枝、根や果実などのすべての部分に加え、周辺の土にも毒性があります。体内に入ると心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こすそうです。夏の風景としてなじみがある花木ですが、くれぐれも口に入れたり、触らないよう気を付けてください。
花言葉も、強い毒性があることに由来して、「油断大敵」「危険な愛」「用心」といわれているそうです。
↑ 中央の背の高い花木が、キョウチクトウです。
↑ 近寄ってみると こんな感じです。
↑ 花びらは5枚で、フリル状で少しひねった扇風機の羽のような形をしています
↑ 木の中央部分に、名前札がかけてあります。
熱中症に気を付けながら、夏の花を探してみてください。