更新日:2026.01.18庭園散歩【2026年1月18日】
庭園散歩【2026年1月18日】
本日は快晴。寒さが厳しい朝です。
10時から「庭園散歩」を開催しました。
講師は、横浜市こども植物園 元園長 六浦勉さんです。
テーマは「おめでたい植物(植物文化)」です。
▼テキスト

▼フクジュソウ(キンポウゲ科)~もみじ坂、北園路など~
多年草。旧暦の正月に花が咲くことから、「元日草」や「元旦草」という別名があります。もみじ坂のフクジュソウは、休眠から目覚め、芽をだしています。

▼ヤブコウジ(サクラソウ科)~山野草に小径~
常緑低木。別名:十両。冬に赤い実をつける植物には、お金にまつわる名を付けられたものがあります。園内で見られる植物は、万両、千両、そして、この十両です。 
▼万両(サクラソウ科)~山野草の小径~
常緑小低木。鳥たちの口に合わないのか、実はいつまでも残っています...。

▼ユズリハ(ユズリハ科)~山野草の小径~
常緑高木。春に新芽が出てくる頃に、古い葉が場所をゆずるように落葉します。この様からユズリハと呼ばれるようになりました。

▼ヤツデ(ウコギ科)~山野草の小径~
常緑高木。切れ込みが8つあり、葉のように見えるのは9枚です。地方では「天狗のうちわ」とも呼ばれています。葉にはサポニンが含まれるため去痰効果のある生薬に利用されます。

▼カクレミノ(ウコギ科)~もみじ坂~
常緑高木。天狗や鬼などが身を隠すために使った「隠れ蓑」に葉の形が似ていることが、名前の由来です。

▼ヒマラヤスギ(マツ科)~園内~
常緑針葉樹。開花期は10~11月。受粉した雌花は1年ほどかけて樽型の球果になります。
▼一番手前が熟さないまま落下した球果。その奥にあるのが雄花(左)雌花(右)、三角の落ち葉のように見えるのが松かさです。 
▼ヒマラヤスギの球果
別名シダーローズ。球果が熟すると、下の松かさから順に剥がれていき、球果の1/4ほどになると、上部の松ぼっくりが落下します。この松ぼっくりがバラの花のように見えることから「シダーローズ」と呼ばれ、クラフトの材料として使用されます。

▼ヤマボウシの花芽~つつじ園~
落葉高木。つぼみが膨らみ春の準備を始めています。

▼ムクロジの果実(ムクロジ科(旧カエデ科))~北園路~
落葉高木。昔から果実は石鹸として、種は羽根つきの球として利用されてきました。

▼クマザサ(ササ科)~別邸芝庭~
葉の周りにある白い縁取りが特徴的です。
タケ類には、「タケ」「ササ」「バンブー」がありますがタケやササは地下茎を拡げるのが特徴です。一方バンブーは熱帯性で株立ちして殖えていきます。

▼ロウバイ(ロウバイ科)~憩いの小庭~
和名は蝋梅。蠟のようなつやのある花を咲かせます。名前に梅が付きますが、ロウバイ科の植物で梅の仲間ではありません。甘い香りが漂います。 

▼ホソバヒイラギナンテン(メギ科)~四季の花苑~
葉が複葉で、花のつき方がヒイラギに似ることが名前の由来です。難を転じるが名前の由来。災い除けの木として正月飾りなどに使われます。


▼カワヅザクラ(サクラ科)~四季の花苑~
一足先に咲き始めたようです。

朝から気温が低く寒さが厳しかったのですが、11時を過ぎるころになると寒さも和らいできました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

次回は2月15日(日)10時から開催します。
申し込みは2月7日(土)9:30~、お電話または来館で受け付けます。
お誘いあわせの上、お越しください。