
更新日:2018.08.18そっくり!!
更新日:2018.08.18
そっくり!!
児童遊園地では、すこしずつ秋の植物が増えてきました。
ヨウシュヤマゴボウの実や葉が色づいています。
ミズヒキはつぼみが色づいています。
開花はもう少し先でしょうか。
こんな風に写真をとりながら、園路を歩いていると、
虫食いだらけのエノキを発見!!
お!!なにか、いるはず~~
いたいた。
アカボシゴマダラの幼虫です。
幼虫は、エノキしか食べないので、
エノキに擬態(ぎだい)して、身を隠しています。
さきほどの写真にもたくさん幼虫が写っていますよ。
何匹いるかわかりましたか??
正解は・・・
アカボシゴマダラは、
サナギもエノキにそっくりです。
色だけでなく、葉のフチのギザギザや、葉脈のような模様もあります。
アカボシゴマダラはもともと児童遊園地にはいなかった昆虫で、
誰かが故意にチョウを放して関東地方を中心に分布を広げている種です。
外来種のことは、いつも頭の痛い問題で、
児童遊園地では、アカボシゴマダラだけでなく、
いろいろな外来種がいます。
生きものに罪はありませんが、
駆除対象になることもありますので、
公園で生きものを放したりしないでくださいね!!