
更新日:2025.03.24庭園散歩【2025年3月23日】
庭園散歩【2025年3月23日】
昨日は気温も上がり、晴天に恵まれ、庭園ではつぼみが硬かった桜も開花が進んでいます。
10時から「庭園散歩」を開催しました。講師は、こども植物園の元園長 六浦勉さんです。
今回の主役は「サクラ」。
サクラと競うように咲く春の花を巡ります。
まず簡単なサクラの解説から始まります。今年はカワヅザクラが 2週間ほど開花が遅れました。
以前は早咲きのサクラから時間をかけて順番に開花していましたが、温暖化の影響でサクラの開花リレーの間隔が短くなっているそうです。
また、サクラは花を愛でるだけではなく、私たちの食卓を豊かにするためにも利用されます。オオシマザクラの葉を塩漬けにしたものは桜餅、湯を注ぐと茶碗の中に桜の花が咲く桜茶には八重咲のサトザクラが使われます。
▼本日のテキスト
▼オカメザクラ(バラ科)~休憩棟前~
▼フッキソウ(ツゲ科)~もみじ坂~
▼フクジュソウの花後(キンポウゲ科)~もみじ坂~
▼タチツボスミレ(スミレ科)~もみじ坂~
▼ゼンマイ(ゼンマイ科)~もみじ坂~
多年生シダ植物。芽出した栄養葉は春の味覚として利用されます。
▼バイモユリ(ユリ科)~もみじ坂~
別名 アミガサユリ。自生地の中国東部では薬用植物として利用されます。
▼ニリンソウ(キンポウゲ科)~山野草の小径~
▼シュンラン(ラン科)~山野草の小径~
▼カタクリ(ユリ科)~山野草の小径~
▼ムラサキハナナ(アブラナ科)~果樹園横~
別名 オオアラセイトウ。
▼ハナモモ(バラ科)~果樹園~
▼ハナニラ(ヒガンバナ科ネギ亜科)~四季の花苑~
▼ヒュウガミズキ(マンサク科)~四季の花苑~
▼トサミズキ(マンサク科)~四季の花苑~
▼イノデ(オシダ科)~四季の花園~
芽出しの様子がイノシシの手のように見られることが名前の由来です。
▼カントウタンポポ(キク科)~北園路~
日本に自生するタンポポ。
▼シロバナタンポポ(キク科)~北園路~
日本に自生するタンポポ
観察会に参加された皆様ありがとうございました。
次回の庭園散歩は4月20日(日)、受付は4月12日(土)9:30~来館またはお電話でお申込みいただけます。
お誘いあわせの上、ぜひお越しください。