更新日:2024.05.26十薬
更新日:2024.05.26
十薬
今、園内のあちらこちらでドクダミの白い花が咲いています。
半日陰に群生する多年草。繁殖力が強く、独特の臭気があるのであまり好まれていないドクダミですが、消炎、胃腸病、下痢、利尿、湿疹、かぶれなど10種の薬効があるという意味で十薬と呼ばれ、民間薬として利用されていました。
その名も毒や痛みに効くということから「毒痛み」が転じてドクダミになったともいわれています。
花期は5~8月茎の先端に花穂を伸ばし、小さな花を付けます。真ん中に伸びている黄色い部分についている小っちゃいヤツが花で、白い花びらのように見える十字状についた4枚の白いのは苞(ほう)という名の小型の葉。花を保護するのが役めです。
もう1つ。児童遊園地には苞が大型化した、まるで八重咲きの花のようなドクダミの花があります。
なんと豪華。ドクダミとは思えないドクダミです。
自由広場側の入口近くの詰所の前で咲いています。