
更新日:2025.04.19【キンラン・クゲヌマラン】の花が咲いたよ♪
更新日:2025.04.19
【キンラン・クゲヌマラン】の花が咲いたよ♪
植込みの中にひっそりと、キンランとクゲヌマランが咲いていました。
キンランは、ラン科キンラン属の多年性の地性ランで、高さ30~70cmの茎の先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の明るく鮮やかな黄色の花を房状につけます。元々は、山や丘陵の林の中に普通にみられるランでしたが、1990年代ころから急激に数を減らしています。1997年に絶滅危惧II類 (VU)(第2次レッドデータブック(環境省))として掲載され、2025年の第5次レッドデータブックでは準絶滅危惧種(NT)となっています。
【キンランの花】
クゲヌマランは、神奈川県藤沢市鵠沼で発見されたことが名前の由来になっている白い花を咲かせる多年草のラン科植物です。ギンランに良く似ていますが、花弁の後ろ側へ突出した距(きょ)がないことで見分けられます。2025年の第5次レッドデータブックでは、絶滅危惧II類 (VU)として掲載されています。
【クゲヌマランの花】
もし見つけたら、大切に見守ってあげてください。
(撮影日:4月19日)