野鳥観察園のなかには、汽水池、人工干潟、淡水池があり、その周りに、4か所の観察小屋(観察小屋A~D)が設置されています。この観察小屋からは、池の小魚を食べるアオサギや、藻を食べるカモの仲間たちなど、さまざまな野鳥を観察することができます。野鳥の自然な姿を観察できるように、バードサンクチュアリを設置し、人が立ち入ることのできないようフェンスで仕切っています。
汽水池
バードサンクチュアリの中にあり、海水と淡水が混じり合う池です。海と細い水路でつながっており、東京湾の潮の満ち引きによって水位が変わります。
人工干潟
潮の満ち引きによって水辺になったり、砂浜になったりします。
淡水池
湧き水が流れ込み、淡水池になっています。
野鳥観察のポイント
各観察小屋からいろいろな野鳥を見ることができます。それぞれの観察ポイントをご紹介します。
観察小屋 A
「干潟に集まる鳥たち」を観察しよう!
野鳥観察園の汽水池には、水路を伝って海水が流れ込んでいます。干潟に集まる鳥たちを観察してみましょう。
観察小屋B
「汽水池のカモの仲間たち」を観察しよう!
野鳥観察園にはさまざまなカモの仲間が集まってきます。オスとメスの羽の模様のちがい、エサのとり方などを観察して、カモの種類を見分けてみましょう。
観察小屋C
「中州に集まる鳥たち」を観察しよう!
汽水池の中州にはカモの仲間を中心に、カワウやサギ類などいろいろな水鳥が集まる場所です。手前のヨシ原にも注目して水辺の鳥たちを観察してみましょう。
観察小屋D
「山野の鳥と水辺の鳥」を観察しよう!
水辺の鳥と、山野の鳥を見ることができる「野鳥観察園」。4つの観察小屋からさまざまな鳥の様子を観察してみましょう。
バードウォッチングをもっと楽しもう
野鳥観察をもっと楽しむために、鳥たちのいろいろな行動を学びましょう。
1. 鳥たちは何してる?
鳥たちはさまざまな行動をしています。どんな行動があるか下の絵を参考に観察してみましょう。
2. 鳥の季節を楽しもう
人間と同じように、鳥たちも季節によっていろいろな姿を見せてくれます。鳥たちの季節の行動を観察してみましょう。
3. 移動する鳥たち
野鳥観察園で見られる鳥の多くは、繁殖地と越冬地との間を移動する「わたり」をします。渡り鳥にも種類があります。どんな種類があるか下の絵で勉強してみましょう。
4. 鳥のまわりに何がある?
鳥たちが集まる場所には何か理由があります。鳥が集まっている場所に何があるか、どんな生き物がいるか、観察してみましょう。
いきもの図鑑
長浜公園で見られる生き物をご紹介しています。ぜひご覧いただき公園散策をお楽しみください。