
更新日:2025.01.09【ビオラの花がら摘み】
更新日:2025.01.09
【ビオラの花がら摘み】
三ツ沢公園には、ビオラが沢山咲いています。
今回は「ビオラの花がら摘みの方法」をご紹介いたします。
元気に長く花を咲かせるために、とても重要な作業です。
【花がら摘み前】
1 花がら・種を、茎の途中でなく、根元から手で摘み取ります。
花がら・種になってしまった花茎は、地面側に倒れ込んでいます。
2 同時に、枯れ葉・退色した葉を取ります。(雑草も抜きます)
【摘み取った花がら】
【花がら摘み後】
【種(左)・さや(右)】
花がら摘みをしないと、種ができてしまいます。
右のさやの中に種が入っていて、はじけると左のようになります。
【花(左)・つぼみ(右)】
花がら摘みのメリットは
- 株を太らせ、花を多く長く咲かせる
- カビや病害虫の発生の予防になる
- 見栄えが良くなる
です。
株を大きくするために使っていたエネルギーは、花が咲いた後、種を作る時に沢山使います。
種ができる前に花がらを取る事で、エネルギーは株を大きく太らせるために使えます。そして花数が多くなり、株が強健になり病気にも強くなります。
花がらを摘むのが遅くなると、種ができ株は太れなくなり、花を咲かせる力が落ちます。種を付けたままの株は弱っていきます。春まで沢山の花を咲かせられません。
花をこんもり咲かせるために、こまめに花がら摘みをして、ビオラの体力が続くようにします。
デメリットは、手間がかる作業です。パンジーより花数の多いビオラは、時間がかかります。
お花を長く楽しんでいただくために、花がらに気がつきましたら、根元から手で摘み取り、側に置いておいていただけると有難いです。