
更新日:2025.05.16ズーラシアの野鳥⑦
更新日:2025.05.16
ズーラシアの野鳥⑦
こちらのブログではズーラシア園内に生息する野鳥を紹介します。
(前回の記事はこちら:ズーラシアの野鳥⑥)
7回目(7種目)に紹介するのはこちらの鳥。
ホオジロです!
スズメ目ホオジロ科の鳥で、年間を通じて日本全国で見ることが出来ます。
この写真は雄個体です。
目の周りの模様が黒く、頬に白い模様があるのが特徴です。
ホオジロ(頬白)というなまえにぴったりです。
↑色が少し薄い個体が雌個体です。
後ろ姿がスズメとよく似ています。
こちらはスズメの後ろ姿。
一見同じような色ですが、目の周りの模様が異なります。
↑こちらがホオジロ(オス)。
黒い顔の頬に白い模様があります。
↑こちらがスズメです。
この日は熱心に地面をつついていました。
葉っぱに隠れていますが、どうやらイモムシを捕まえたようです。
普段は植物質を中心に食べる鳥ですが、繁殖期(4~7月ごろ)には昆虫類も食べるそうです。
繁殖期中は丈の高い草木の先端などで「チョッピィ チチュ チュチュリチュー」などとさえずる姿を観察することが出来ます(さえずりには様々なバリエーションがあります。)
この声は様々な聞きなし(鳴き声を人の言葉や文字に置き換えて覚えやすくしたもの)がされています。
代表的なものに、
一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)
源平つつじ白つつじ(げんぺいつつじしろつつじ)
などがあります。
気になった方は、ぜひさえずりの声を調べてみてください!
傷病動物担当 尾形