
更新日:2025.05.16トゲトゲ vs ソフィー
トゲトゲ vs ソフィー
春の陽気も本格的になって、日中は半袖でも気持ち良く過ごせるようになってきました。
ヒトコブラクダのソフィーも、天気がいいと気持ちよさそうに日光浴をしています。
そんなソフィーにいつもと違ったおやつをプレゼント。どんなおやつかというと...こちらです!!
写真を見るだけではよく分からない人も多いと思います。これは「ハリギリ」という木で、よーく見るとその名の通り木の表面に鋭いトゲがびっしりと生えています。
さっそくソフィーにあげてみます。あまりのトゲの多さに担当者はこの枝を持っていくのも一苦労でしたが、ソフィーは枝を見るなりいきなり...。
ガブッ!と嚙みつきました。痛くないのかな...?
実はラクダは口の中がとても丈夫にできており、砂漠に暮らすラクダはサボテン等も平気で食べています。
ソフィーもトゲなんかには全く動じず、器用に木の皮だけどんどん剥いでいきおいしそうに食べています。
もちろん、この時期だけの新芽も堪能しています。このハリギリの新芽は別名「アクダラ」といって、山菜として天ぷらにしてもおいしい部分(担当者談)です。ソフィーも気に入ってくれた様子でムシャムシャ食べていました。
あんなにトゲトゲしていたハリギリの枝も、あっという間にすべての皮が剥かれてツルツルに...。ソフィーもいつもとは違う旬な枝を食べられて満足そうな様子でした。
~おまけ~
「旬なものをソフィーにもっと食べてもらいたい!」と思い、今度は大きなタケノコをプレゼントしたのですが...
どうやらタケノコが怖かったみたいで、一度においを嗅いだだけで放置されたままでした。ハリギリを食べている時の表情と比べると、全然うれしそうではないのが一目瞭然ですね。(笑)
その後、皮を剥いてあげてみたりなどしたのですが、タケノコとは相性が悪く、結局口すらつけてくれませんでした。ソフィーとの付き合いは長くても、好みを完全に把握する道のりはまだまだ険しそうです。
※ソフィーが残したタケノコは、その後インドゾウがおいしくいただきました!
ラクダ担当(山菜好き)