
更新日:2025.04.27博文邸【端午の節句飾り】
更新日:2025.04.27
博文邸【端午の節句飾り】
旧伊藤博文金沢別邸内では、【端午の節句飾り】がご覧いただけます。5月6日(火)までの展示となっております。是非この機会にお越しください。
客間【帰帆の間】
床の間には「兜」と「菖蒲の花」、その前には、しつらえボランティア小見山先生の作品を展示しております。
中央の銀色の和紙で、切り絵の鯉が登る川の流れを表し、器には美しい菖蒲の花と、退くことをしない「勝ち虫」である蜻蛉が描かれています。生け花の薄紫色の菖蒲と調和して、凛として清々しい空気を感じます。(小見山徳江氏 作)
附書院には、八つ橋と菖蒲の文箱。(小見山徳江氏 作)
居間【夕照の間】
居間の床の間には、宮中で雅楽を舞う一刀彫の「太平楽」。(小見山徳江氏 提供)
掛け軸「蝶 二つ折りの恋文が花の番地を捜している」(古内都氏 表装)
落ち着いた色合いの表装には、移ろいゆく季節の空気を感じます。
書は、フランスの詩人ルナールが、花から花へ飛び回る蝶の様子を表した詩です。