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オカピ観察《ウラ》日誌 生後1週間の子の写真

更新日:2026.10.08オカピ観察《ウラ》日誌 生後1週間の子

更新日:2026.10.08

オカピ観察《ウラ》日誌 生後1週間の子

今回は9月3日に誕生したオカピの赤ちゃんの、生後1週間頃の様子についてです。

 

2日齢の子1.jpgまずは2日齢の子どもの様子から。

 

2日齢の子2.jpg成獣のオカピの体毛は毛足が短くつるんとした印象ですが、子どもはもこもこしています。

生後しばらくは体温調整ができないので、このもこもことした毛が子を守ってくれるのでしょう。まだしっかりとへその緒がついていて、なんだかとってもでべそ...。姉フラハも同様に初めの頃は、でべそだったそうです。

 

オカピは早成性の動物で、生まれてすぐに歩くことができます。初めの数日は母親の後を付きながら周囲を探索し、自分が安心できる場所を見つけるとそこを隠れ場所(巣)とします。そして、生後2~3ヵ月頃までは1日の約8割を巣の中で過ごし、授乳や探索などの時だけ出てきます。親子はずっと一緒にいるわけではなく、多くの時間は離れて生活します。熱帯雨林の中でひっそりと暮らしてきた、オカピの生存戦略ですね。

休息する子.jpg

 

動物園では子どもが隠れられるように、寝室の隅にクリープと呼ばれる小部屋を用意して、そこを子どもが安心できるような状態に整えます。このクリープの床板の下には体重計が仕込めるので、子どもがクリープに入れば自動で体重測定ができるようになっている優れもの!ちなみにこのクリープは姉フラハのおさがりです。

3日齢の親子.jpg▲奥に見えるのがクリープ

 

1日齢の体重.jpg気になる体重ですが、初めて測定できたのは誕生の翌日で18.2㎏でした。

3日齢の体重.jpg

5日齢の体重.jpg

3日齢で18.8㎏、5日齢で21.4㎏。順調な滑り出しです。オカピの飼育マニュアルによると、新生児の体重は14~31kgで、平均は22.5kg。生後約1ヵ月頃には出生時の倍になるそうです。

 

授乳中.jpg授乳直後は、口元にミルクが付いています。

 

はじめの3日間程はララの後をついて回り、探索したり乳をねだったり、いろんなところで寝てみたり。

休息中の親子.jpg

基本的に成獣のオカピは日中座ることはないのですが、久しぶりの育児にララはお疲れなのか、たまに親子並んで座っていることもありました。

 

近づいてくる子.jpg子どもの性格ですが、出生直後はとても好奇心旺盛で、自らカメラによってくることもよくあります。一方で、出産前は非常に穏やかだった母ララは、一転。特に子が立ち上がっているときは、かなり周囲を警戒していました。

 

お怒りララ.jpg枝をつけに部屋の扉を開けただけでも、この顔です。耳を広げて鼻息荒く、お怒りです。この警戒は子どもが近くにいるとき限定。子どもと離れてララだけになると、いつもの穏やかなララに戻り『耳を掻いて、首を掻いて』と寄ってくるのでした。そんなララのガルガル期も1週間ほどで、だいぶ落ち着きました。

夜間の親子.jpg

今回はここまでです、また次回!

(しばた)